木曜日, 12月 14, 2006

毎日のように大きな発見のニュースがある

このウェブサイトを開設し、更新を始め、そのために大体毎日5つのニュースサイトの科学欄に目を通すようになったが、こういうことを始めてみると、毎日のように大きな科学上の発見のニュースがあるのに改めて驚かされる。
もちろん発見とは言ってもある程度は知られていたことも多いのはもちろんである。特にそういうケースで多いのは地球温暖化に関わる数々の発見、知見であって、このところ特にBBCニュースで、毎日のように温暖化説を補強する、調査結果などがトップニュースに近い形で出ている。
昨日は北極の万年氷がもう直ぐ消滅しそうだというニュースが各サイトの、特にBBCニュースではトップニュースになっていたが、今日も南極に関するニュースが現れた。といってもこれは国際調査のあるプロジェクトが始まった話で、南極にあるアルプスに匹敵する氷の下の山脈の、飛行機による調査という話である。この山脈は50年代にソ連の観測隊によって発見されたそうで、ロシア語の名前がついている。こういうことは全く知らなかった。また少し以前でこのウェブサイトのリストには載せていないが、やはり南極の海岸部にあるice shelfに関する研究の記事があった。南極は北極とは違って大陸であるから、北極よりもはるかに複雑な問題があることをうかがわせる。
他にも温暖化に関わるニュースがあり、やはりBBCニュースで、海底の堆積物中のメタンを含む氷の調査結果であり、こういう物質が深海底に存在することは知っていたが、今度のカナダ沖での調査では堆積物中の、予想よりも浅い個所で発見されたこと、さらには世界中で全ての化石燃料の合計の2倍以上もの埋蔵量があるとのデータなども紹介されている。CO2の何倍もの温暖化要因になり得るだけに、一面では恐ろしいく、他方、エネルギー資源として利用できる可能性があるのだから夢のある話でもある。